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コンテナハウスで屋上は作れる?

このページでは、コンテナハウスの屋上について紹介している。コンテナハウスで屋上を作る場合のメリットや屋上の活用方法などについて詳しく解説するので、コンテナハウスに屋上を設置したいと思っている人はぜひ参考にしていただきたい。

コンテナハウスでも
屋上は作れる

結論から言うと、コンテナハウスでも屋上は作れる。むしろコンテナハウスの屋根は平面である場合が多く、屋上活用もしやすい。よく日が当たるため、庭園や緑化計画も立てやすいだろう。

イスを置いて日向ぼっこをしたり、夜は星空を眺めながらお酒を飲んだりなど夢は広がる。屋上にはさまざま活用方法があるので、自身の希望やライフスタイルに合う空間にしよう。

屋上活用のメリット

屋上のある家は人気が高い。なぜ人気なのか、屋上活用のメリットについてひとつずつ見ていこう。

周囲の目が気になりにくい

屋上という空間は周囲に高い建物がない限り周りからは見えづらく、他人の目が気になりにくいというメリットがある。イスやハンモックなどをおいてくつろぎたい…と思っても、庭の場合ではご近所や前を通る人たちの目が気になってくつろげないと感じる人も多いだろう。

しかし屋上であれば、周囲の目が気になりにくい空間を作り出すことが可能だ。子ども用のプールやバーベキューなども人目を気にせず楽しめるだろう。

開放的なプライベート空間を得られる

他の人に邪魔されない開放的なプライベート空間が得られることもメリットのひとつだ。壁に囲まれた家の中では開放感あふれる空間を作り出すことは難しい。しかし、屋上であれば簡単に作ることができるだろう。自宅に居ながら、まるでリゾート地に来たような開放感を味わえることが屋上の魅力と言える。

自分の好きなものだけを置いて趣味の空間を作るのもよいだろう。夜は夜景を眺めながら、日々の喧騒をしばし忘れることも可能だ。屋上空間ならば、誰にも邪魔されず自分だけの時間を楽しめる。

屋上の活用方法

屋上にはさまざまな活用方法がある。ここでは、屋上という空間を上手に活用するためのアイデアを紹介する。

屋上庭園・屋上菜園

活用方法のひとつとして、屋上の日当たりの良さを生かして屋上庭園や屋上菜園を作るという手がある。屋上を緑で飾れば、心休まる空間になるだろう。野菜を育てて、手作り野菜を味わうことも可能だ。また植物には建物にこもる熱を低減し、室内温度を下げる効果がある。夏には室内温度の上昇を軽減し、冬には保温効果を発揮するため、省エネ効果も期待できるだろう。

屋上で緑を育てる際には、屋上を土で覆って庭と同じように楽しむ屋上緑化と、プランターを置いた楽しむ方法がある。それぞれメリット・デメリットがあるので、自身に合う方法を選択するようにしよう。ただしコンテナハウスの場合、屋上の全面を芝生にするといったような大がかりな屋上緑化には費用と手間がかかるため注意が必要だ。

BBQを楽しむ

屋上を活用すれば、外でBBQなど食事を楽しむことも可能だ。室内とは異なり、開放的でまるでキャンプ場に来たかのような雰囲気を味わえるだろう。煙が室内にこもる心配がなく、部屋で行う場合と比べて片付けや掃除の手間も軽減できる。

屋上はBBQを行う場所として適している。日よけシェードやパラソルを配置すれば、より快適に楽しめるだろう。

洗濯物を干すスペースに

屋上は日差しを遮るものがなく日当たりが良いため、洗濯物を干すスペースとして活用できる。風通しも良好なので、曇りの日でも洗濯物を乾かすことが可能だ。タオル類も短時間でカラッと渇き、嫌なニオイがない。シーツやカーテンなど大物の洗濯物も広げて干すことができるだろう。このように屋上で洗濯物を干すことは多くのメリットがある。

デメリットとしては、洗濯物を持って屋上へ行ったり来たりするのに手間はかかること。濡れた洗濯物は重く、屋上へ運ぶのは大変な作業だ。屋上で洗濯物を干す予定があるのならば家事動線を工夫して、なるべく効率的に洗濯物を干せるようにしておこう。

喫煙スペースに

家の中を禁煙にしている家庭は多いだろう。そんなとき、喫煙スペースとして屋上を活用することが可能だ。ちょっとオシャレなイスを置けば、リラックスして喫煙タイムを過ごすことができる。家族に気兼ねすることなく煙草を吸えるだろう。

屋上活用の注意点

コンテナハウスに屋上を設置し活用する上で気を付けなければならない点もある。屋上活用の注意点について紹介するので、ひとつずつ見ていこう。

屋上活用を見据えた設計にする

コンテナハウスに屋上を設置する際には早い段階で、屋上を作りたい旨と活用方法について伝えておいた方がよいだろう。屋上を設置する場合には重量に耐えるための設計にする必要がある。活用方法によって重量や設計も変わってくるだろう。はじめにきちんと伝えておかないと見積もりが大きく変動する可能性もあるし、後から変更するのは難しい場合も。

万が一、屋上に人や物がのった時に屋根が重みで抜けてしまっては大変。そのようなことが起きないよう、建築段階でしっかりと相談しておくことが大切だ。

メンテナンスを行う

屋上は、定期的な点検やメンテナンスが必要だ。屋上のメンテナンスのメリットは、建物内部の寿命を延ばせること。屋上は室内と違い、直射日光や雨、風、雪などにさらされていて、自然の力によってダメージを受けている状態だ。特に屋上は水が溜まりやすいため、雨に対する備えは大切と言える。

家を建ててしばらくは問題ないかもしれないが、時間の経過とともに屋上の床面に割れが生じて雨漏りの原因になることがある。雨漏りをしてしまうと、建物内部の修繕費用も捻出しなければならない。屋上のメンテナンスを行うことで、異常を早めに見つけられることができる。

屋上から落下しないように対策する

屋上自体の設置だけでなく、屋上から落下しないようにする対策も大切である。例えば屋上へ行くための階段や、安全面を考えた手すりや柵なども必要だ。柵の隙間が大きいと物を落としてしまう可能性がある。安全対策としては、転落防止用のネットを張ることをおすすめする。夏ならすだれをかければ日よけにもなるだろう。

子どもがいる場合、落下について特に気を付けなければいけない。イスや踏み台になるようなものを柵の近くに置くのはNG。好奇心旺盛な子どもが身を乗り出すリスクがあるからだ。屋上で子どもを遊ばせるときは、大人も一緒に行き目を離さないようにしよう。

近隣への影響を考える

屋上を活用する場合、近隣への影響を考えよう。屋上BBQは楽しいが、風向きによっては近隣の家の洗濯物にニオイが付いてしまったり、家の中に煙が入ってしまったりするかもしれない。また、必要以上の煙が屋上から上がっていると火事と勘違いされることもある。できる限りニオイや煙の対策をしながら楽しむようにしよう。

あまり騒ぎすぎないようにする必要もある。特に夜は盛り上がりすぎないよう騒音にも配慮しよう。基本的に屋上でBBQをする場合は、明るい時間帯がおすすめだ。ご近所には事前にBBQを行う日時を伝えておくとトラブルを未然に防ぐことができるだろう。

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