完成したコンテナハウスの施工事例だけでなく、施工の過程もSNSで更新し続けるコンテナハウスジャパン。
コンテナハウスジャパンに協力いただき、コンテナハウスで車用ガレージを建てた例を見ていこう。
経験して学んだことがたくさん
私自身が、バイク用の保管に20fコンテナでガレージを作ったのが、今の仕事を始めるきっかけでした。
内装の仕上げ、内装材・断熱の大切さなど、そこで経験して学んだことが、かなりありましたね。
コンテナは結露が多いので、その点が一番心配でしたが、結果的に、断熱は吹付ウレタン処理しか役に立たないと判断しました。
通常、車用ガレージは、20フィートコンテナ2本連結か、40フィートコンテナ2本連結が適しています。長さでいうと、縦6m2、横12m2、幅が5m2です。
期間は大きさに寄りますが、3か月から4か月ほど時間を要します。
一般的に入り口を、電動・手動シャッターを取り付けるため、シャッター施工費だけでも35万~100万円の費用がかかります。
そのほか、コンテナと施工費が最低300万~1000万円ほどの費用が必要です。
大切な車は湿気が嫌い
車の台数・大きさ・入り口のスロープ・内装仕上げは、車の種類によって変更しています。
特にオーナーのこだわり等を仕上げに反映するか、照明等の取付位置、照明の種類等に気をつけます。
中には、ご自分で整備する方もいますので、コンセント・コンプレッサー他取付位置、電気の内容等のヒヤリングはかなり大切ですね。
ガレージをコンテナで作る方は、旧車・外車・高級車をお持ちのお客様が多いですし、大切な車は湿気を嫌うので、湿気への配慮に気を使いますね。
まずお客さまと面談をし、コンテナハウスのサイズや、間取りなどをヒアリングしています。
お話を伺った内容から間取りを考えて、図面を制作。その後は、契約、確認申請、地鎮祭と続きます。
基礎工事、コンテナ発注、窓等の開口、内装下地、断熱吹付ウレタン、電気・内装仕上げと作業は進みます。
メールやLINE等を交換をして、施工開始から終わりまで、写真をお客様に送ることも忘れません。
10トンの大型トラックやトレーラー、25トンの大型クレーン等を使って、コンテナハウスを設置していきます。
コンテナハウスの完成検査をし、コンテナハウスの施工チェックや、お掃除をしたのち、お客さまに引き渡しとなります。
喜びの顔がたまりません
完成後、お客さまがガレージに車を入れられた時の喜びの顔がたまりませんね。施工途中では、必ずどのお客様も追加工事が出ます。
中には、窓を増やしてほしいとか、コンテナだからすぐに対応できることかなと思います。
お客さまの要望に答えることで、お客さまの満足度も増します。これも大変うれしいですね。
愛車のためのガレージ建設を検討している人に向けて、コンテナガレージの魅力と注意すべき点を挙げてみよう。
コンテナは重量鉄骨造でラーメン構造。ビルなどの大型建築物でも採用されており、高い耐久性・耐震性を持つ。
メンテナンス次第で50年以上持つともいわれており、コストパフォーマンスもいい。コストを抑えたい場合は、内装のDIYもひとつの手だ。
愛車が映える空間をプロデュースする過程も楽しめる。実際どこまでDIYできるかは、親身になってくれる施工会社に話を聞いてみるのが早いだろう。
コンテナは基本的な規格(幅や高さ)が揃っており、組み合わせやすい。
「車が1台増えた」となれば、コンテナを追加し拡張することもできる。シンプルな独立式ガレージから、大規模なガレージハウス。
電動シャッター付き、イカした壁面ペイント、ショーケースのようなガラス張り…。アイデアを活かし、愛車が映えるデザインを選ぼう。
また、コンテナは箱として成立した状態で納品されるため、納期が短い。最短3か月で、愛車に相応しい男前ガレージが完成する。
コンテナ内は気密性が高いため、排気ガスやオイルから発生するガスが充満しやすい。
健康被害や車の劣化を防ぐため、大きな窓の設置や換気扇の取付を行い、十分な換気導線を作ろう。
愛車のサイズや排気量、駐車位置によって設備を整える必要がある。難しいことはプロに相談しながら進めよう。
コンテナはそのままだと、夏場は灼熱、冬場は極寒の鉄の箱だ。
冬場は外気との温度差で結露ができる。防錆加工を施しているとはいえ、コンテナに結露は大敵だ。
壁や床の断熱加工を施し、季節に関係なく没頭できる秘密基地を作ろう。
ちなみに、断熱仕様のコンテナハウスを体感してみると、思いがけず快適だ。
実際にコンテナハウス内部を体感できる展示場もあるため、事前に確認しておくと安心だ。
ガレージとして使用する以上、埃・オイルタレ・タイヤ痕といった汚れは避けられない。いちいち神経質にならないでいいように、掃除がしやすい床材を選ぶと気楽だ。
アメリカンな白黒チェック、ウッドデッキ調なんかも遊びゴコロをくすぐられる。理想に合わせて内装を選ぶ過程にも、わくわくが積み重なる。
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コンテナハウスづくり
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