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コンテナハウスで暮らす

家づくりの新風、コンテナハウスという住まいの形。独特の個性で人々を惹きつける、コンテナハウスの世界をのぞいてみよう。

平屋のコンテナハウスで
暮らす

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ミニマルライフがよく似合う

少ないもので、豊かに暮らす。コンテナハウスは、そんなミニマルライフによく似合う。

バスルームやキッチン、生きるために必要なものはすべてそろっている。

探し物とは無縁、掃除も簡単。要らないものを切り捨てたら、心に余白が生まれる。

自由で軽やかに生きていきたい人に向けて、コンテナハウス暮らしのメリットを考える。

平屋のコンテナハウスを
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二階建てのコンテナハウスで
暮らす

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世界にひとつだけのマイハウス

家族の住まいやセカンドハウスに、コンテナハウスという選択はどうだろう。

コンテナの無骨でお洒落な外観は、個性的な存在感を放ちながらも、不思議と周囲に調和する。

シンプルな造りの中に、自分らしく遊びゴコロを散りばめた、世界にひとつだけのマイハウス。

2階建てを建てる際の流れや、注意点も知っておこう。

二階建てコンテナハウスを
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一般住宅と比較する
コンテナハウスのメリット

低コストで建設可能

コンテナハウスは、低コストで建てられる。コンテナが工場で加工されてから納品されるため、コストが抑えられるのだ。

費用は目安だが、最低限の内装を整えたワンルームが250~280万程で設置できる。

ライフラインを完備し、快適に暮らせる内装を整えたものなら、500万円程が相場だろう。

木造と同等の価格で、災害シェルターになるほど頑丈な建物が手に入るのは魅力的だ。

建設期間が短い

コンテナハウスは、建設期間が短いのもメリットだ。

箱として成り立ったコンテナをベースにするため、資材を運び込んで一から作る必要がなく、納期短縮が可能だ。

建設予定地で基礎工事を進め、工場でコンテナ加工と同時進行もできる。

シンプルな造りの家であれば、最短で3か月ほどで自分の城の完成だ。

設計の自由度が高い

コンテナはサイズが標準化されているため、自由にレイアウトができる。長方形の箱を組み合わせるイメージだ。

コンテナを並べて壁を取り払い、広い空間を作ったり、2階建ての上階を少しずらし、立体的なデザインなんかも設計できる。

コの字型に3台のコンテナを並べ、中庭を作ることも可能だ。

アイデア次第で、自分だけのオリジナルの設計ができるというのも面白い。

コンテナハウスで暮らすための基礎知識

コンテナハウスで暮らすメリット・デメリット

コンテナハウス最大のメリットは、何といっても低コストかつ短期間で手に入る点だろう。シンプルなデザインのワンルームなら250万円~280万円程度、内装にこだわっても500万円程度が相場となっている。もちろん、住居だけでなくガレージや災害シェルターなど、組み合わせ・デザインの自由度が高いのも魅力的だ。

一方で、コンテナは鉄製であるため、耐久性や耐震性、気密性や防音性に優れている反面、熱がこもりやすいというデメリットがある。そのため、住居として利用する際は暑さ対策が欠かせない。また、あらかじめ躯体が完成されているので、道路幅や敷地面積によっては運び込めない・設置できない場所もある。

コンテナハウスの規格とは

コンテナを住居やガレージなどの建築物として使用する場合、建築確認申請を届けなければならない。この時重要になるのがコンテナの規格だ。コンテナハウスにはISO規格とJIS規格の2種類があり、それぞれ認証団体や主な用途、メリットなどが異なる。

また、建築用のコンテナのサイズは、20フィートと40フィートの2種類。どちらも高さと幅は同じだが、長さや坪数が異なる。それぞれ自由で独創的なデザインを楽しめるだろう。

コンテナハウスを建てる際にかかる費用

機能性とデザイン性を兼ね備えたコンテナハウスを建てる際、多くの人が気になるのは費用面だろう。20フィートのコンテナ本体の費用は、安くても1つあたり80万円程度、高いものだと300万円程度となっている。

また、本堤費用だけでなく、工事費・輸送費・内外装費・諸費用がかかることも忘れてはいけない。無理のない資金計画を立てるためにも、コンテナの購入からコンテナハウスの完成までに必要な費用を知っておこう。

コンテナハウスの耐久性とメンテナンス方法

住居としてコンテナを使用する場合、耐久性が心配になる人もいるだろう。建築用のコンテナは貨物用のコンテナと比較して鉄板に厚みがあり、耐用年数も40年程度と長めだ。断熱性や気密性・防音性に優れているだけでなく、近年では耐熱性の高い素材が使用されているものもある。

また、コンテナハウスの機能を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせない。特に鉄製のコンテナを採用している場合は、防錆加工や雨漏り対策が必須だ。

コンテナハウスの断熱性と住み心地

コンテナでよく採用されている素材は、外気の影響を受けやすい鉄であることが多く、コンテナハウスとして使用するには不向きだろう。年間を通して住み心地の良い空間を実現するためには、断熱対策が必要だ。

具体的な断熱方法は、内断熱・外壁断熱・床断熱などさまざま。どの断熱方法も施工方法やメリット・デメリットが異なるため、それぞれの特徴をしっかりと把握したうえで、断熱方法や費用を計画しよう。

コンテナハウスにかかる税金・固定資産税

コンテナハウスは、一般住宅を比較してリーズナブルに建築できるなどのメリットがある。とはいえ、住居や店舗として使用する場合、固定資産税をはじめとした各種税金の支払い義務が発生する。

しかし、駐車場にコンテナハウスを建てるといった方法なら、税法を上手く活用できてトータル費用を抑えられる。コンテナハウスの建築において避けては通れない税金について、まずは固定資産税の計算方法やコストを抑える方法を理解しておこう。

コンテナハウスに住宅ローンは使えるか

マイホームを手に入れる際に組む住宅ローンは、住居としての購入が条件となっているため、セカンドハウスの購入時に使用するのは不可能だ。ここで気になるのが、「コンテナハウスは住宅ローンの対象になるのか」という点だろう。

実際のところ、コンテナハウスを建てる時には住宅ローンが利用できるが、いくつかの条件があるため注意が必要である。また、連帯保証人を必要としないフラット35も利用できるため、自分に合った制度を検討しよう。

コンテナハウスにかかわる法規制とは

コンテナハウスは建築物に分類されるため建築基準法の対象となり、しっかりと法規制を守らなければペナルティが発生する。そのため、一般的な住宅と同じように建築前には確認申請を行い、サイズや耐久性に問題がないかをチェックしてもらわなければならない。

また、海外の中古コンテナや輸送用コンテナの使用を検討している人もいるかもしれないが、これらは構造的問題や建築基準法に適合せず違反となってしまうだろう。

コンテナハウスのライフライン事情(水道・ガス・トイレ)

コンテナハウスを購入する際は、水道・ガス・トイレといったライフラインを自分で整えなければならない。水道を使うためには、単純に配管を設置してもらうだけでなく、排水工事や便器の設置などの全てを網羅した「給水・給湯設備工事」が必要だ。

また、水道工事をした後は、お湯が使えるようにガスを引くための工事も必要だろう。ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があるが、どちらも選択できる場合は料金や施工期間で選ぶと良い。

積雪量の多い地域でも暮らせるか

コンテナハウスは耐久性の高さが魅力だが、屋根は平らな「陸屋根」を使用しているため、積雪量の多い地方では「雪の重みで潰れないだろうか…」と不安になる人もいるかもしれない。

実際に、密度の高い雪の重さは、1平方メートルあたり250kg~500kgになる。もちろん、いくら耐久性の高いコンテナを使っているとはいえ、雪かきをしないと耐用年数が短くなる可能性もある。太陽光の当たる角度や落雪する場所などを工夫すれば、積雪量の多い地域でも快適に暮らせるだろう。

コンテナハウスは引越せるのか

コンテナハウスはもともと輸送用のコンテナをベースにして作られているものが多い。つまり、移動を前提としている、ということだ。コンテナハウス自体も、基礎を埋め込む一般の住宅と違い、土地にコンテナを据え付けている形になるので、取り外して移動ができる。今住んでいる空間をそのまま別の場所へ持っていけるというのは、コンテナハウスの一般住宅にはない大きなメリットだと言えるだろう。撤去後の土地はほぼ更地で、取り扱いやすいという点もメリットだ。

コンテナハウスは災害にも強いのか

コンテナハウスは非常に優れた耐久性があり、災害などにはかなり強いとされている。沿岸部であっても、きちんと対策をしておけば錆びなどは長期間防げるだろう。また、建物が倒壊してしまうなどして急遽仮設住宅が必要になるケースでも、コンテナハウスであればそのまま移動・設置して居住できるようになるので、災害時の対策用としても非常に高い効果を発揮する。土地さえあれば基礎の埋込などをせずに設置していけるところも、大きなポイントだろう。

コンテナハウスをDIYでさらにオシャレに

コンテナハウスは輸送用のコンテナを改良して作られている。購入金額としても、通常の住宅よりは安価になるケースがほとんどだ。そうしたことから、人によっては自前でコンテナを購入して趣味のスペースにする人もいる。趣味の中にはDIYも含まれており、実際に自分の思い通りの空間にできるよう、手を入れていくケースもあるようだ。ある程度の知識と技術が必要だが、それらを備えている人であれば、思い通りにカスタマイズしていけるコンテナハウスはより楽しい空間になるだろう。

コンテナハウスも見た目が大事

コンテナハウスを快適な空間にしたいのであれば、見た目をしっかりときれいにしていくことが大事になる。自分の好きにデザインできるのはいいが、あまりに周辺と調和しないようなものにしてしまうと、周辺の雰囲気に溶け込まない異質な空間になってしまいかねないだろう。色合いやデザインに関しては個性を出しつつ、あまり奇抜すぎないようなものにするのがいいかもしれない。また、周辺やコンテナハウス内部に置く物との調和も考えていきたいところだ。

コンテナハウスも保険に入れるのか

コンテナハウスも、通常の住宅と同様に火災保険に加入できる。扱いは重量鉄骨物であり、木造住宅などと比べると、保険料は比較的安価に抑えられる傾向があると言える。頑丈さが売りのコンテナハウスだが、保険の対象は決して火災だけでなく、天災など不慮の事情も含まれる。不測の事態に備える意味でも、コンテナハウスに住んでいるとしても、保険には加入しておくことをおすすめしたい。なお、コンテナハウスの保険加入率は80パーセントを超えているとのことだ。

コンテナハウスで電気は使えるのか

コンテナハウスでも電気を使うことは可能だ。その場合、電線をコンテナハウスまで引き込んでくる必要がある。そこまでの費用は一部無料となっているので、コンテナハウスで電気を使うのであれば、担当の電力会社まで問い合わせてみてほしい。また、そこからコンテナハウス内で電気を使う際には、ブレーカー・分電盤の設置といった工事が必要になる。これらの作業は資格を持つ人しかできないので、電気工事業者に依頼をするようにしよう。

建築用のコンテナがある

コンテナハウスはもともと輸送用に作られたものを改良しているのだが、実際に輸送用として使われたものをそのまま使っているものの他、建築用として作られているものもある。建築用コンテナのメリットとしては、段積みが可能になっていることが挙げられる。カスタマイズも、通常のものよりしやすくなっているだろう。また、通常の建物よりも短納期で完成させられる点も、建築用コンテナにとって大きなメリットの一つと言えるだろう。

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InstagramやFacebookでコンテナハウスづくりを発信し続ける、コンテナハウスジャパン。2021年6月時点で、投稿数は1000件を超える。「お客様のほしいものを作る」熱い心と大人の遊び心を持って、コンテナハウスで夢を叶えるお手伝い。それが、コンテナハウスジャパンだ。

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